【会社設立後に知っておきたい税務】国税庁HPの確定申告書等作成コーナーがより便利になっています。

 国税庁HPの確定申告書等作成コーナーでは、画面の案内に従って金額などを入力するだけで、所得税、消費税及び贈与税の申告書や青色申告決算書・収支内訳書等を作成でき、確定申告書等作成コーナーは自動計算されるため計算誤りがなく安心といわれております。

 2021年1月からはマイナポータルと確定申告書等作成コーナーを連携することで、生命保険料控除証明書等の情報をまとめて取得でき、申告書に自動入力することができるほか、保険料の区分も自動判定、控除額も自動計算できるようになります。
 マイナポータル連携を利用するには、マイナンバーカードとマイナンバーカード読取対応のスマートフォン又はICカードリーダライタが必要となります。

 また、2021年1月から、マイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができるOS・ブラウザの種類が増し、Windows(パソコン)のGoogle Chromeや最新のMicrosoft Edgeでもマイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができるようになります。

 マイナンバーカード方式とは、マイナンバーカードを使ってe-Taxへログインするための手段をいい、e-Taxへログインするためには原則として利用者識別番号(数字16ケタ)及び暗証番号を入力する必要がありますが、マイナンバーカード方式を利用すれば、マイナンバーカードを読み取り、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4ケタ)を入力することでe-Taxへログインができます。

 このほか、スマートフォンからのマイナンバーカード方式によるe-Tax送信は、従前はe-TaxアプリやマイナポータルAPなど複数のアプリをインストールする必要がありましたが、2021年1月からマイナポータルAPのインストールのみで可能となり、さらに利便性が向上しております。

 2021年1月からマイナポータル連携による確定申告書の自動入力がスタートしますが、マイナンバーカードは、申請から取得までには時間がかかりますので、利用される方は早めに申請してください。

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