【会社設立後に知っておきたい税務】QRコードを利用したコンビニ納付手続

 いままでコンビニで税金を納付する場合には、税務署から交付または送付されたバーコード付の納付書がなければ利用できませんでした、今年から自宅等において納付に必要な情報(氏名や税額など)をいわゆる「QRコード」(PDFファイル)として作成・出力することでコンビニ納付が可能となりました。

 例えば個人の確定申告書等作成コーナーを利用してQRコードを作成・出力する場合は、所得税、消費税、贈与税の申告書を作成する際に、QRコードの作成を選択することで、申告書に併せてQRコード(PDFファイル)を印字した書面が出力(作成)されます。

 国税庁ホームページからの作成・出力する場合は、同ホームページのコンビニ納付用QRコード作成専用画面において、納付に必要な情報(住所、氏名、納付税目、納付金額など)を入力することで、QRコード(PDFファイル)を印字した書面が出力(作成)されます。

 具体的な利用方法としては、①自宅等で作成・出力した「QRコード」をコンビニ店舗に持参、②いわゆるキオスク端末に読み取らせることでバーコードが出力、③バーコードによりレジで納付というながれになります。

 作成したQRコード(PDFファイル)は、スマートフォンやタブレット端末に保存し、スマートフォンやタブレット端末の画面に表示してキオスク端末に読み取らせることもできます。納付できる金額は従来のコンビニ納付と同様に30万円以下なので注意が必要です。
 

 このように簡便的な納付手続きが以前に比べて進んでおります。会社設立したあとの法人に関する納税手続きについても、ダイレクト納付が地方税においても適用される動きです。平日に金融機関にいって納付するのは大変ですがこのような処理を積極的に進めていくのも業務効率化の一環として取り入れていくべきかと思います。

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