【創業支援コラム】20150901 会社実印

会社設立時には,会社の実印として今後使う印鑑を準備することが必要になってきます。
今まで社長なり個人事業主でないと、
このような実印を実物として目にすることは普段あまりありません。
ですので、まず実印をつくるにあたって、
どんなものを作ったらいいのかわからない方がほとんどです。

どうすればいいかというと、
最寄りのハンコ屋にいって、実印を作りたいと相談してください。すぐに実印は作成できます。
安い素材でしたら1万円もあれば十分です。
また、特別料金を払わなくても2,3日でできるところがほとんどです。

実印を作成する際には、実印1個の場合もありますが、3個の印鑑セットで作成することがあります。実印が3個必要なのかというとそういうことではなく、
「実印」とは別になる、銀行口座の際に利用する「銀行印」、
請求書などに押印する「角印」が3つのセットになっているものです。
3個セットが必要かというと不要かもしれませんがあると便利です。
ただ、そうなると実印と銀行印の形がとてもよく似ていて間違える方が多いのも事実です。

見分け方は単純で、印鑑の真ん中に「代表取締役印」と書いてあるのが実印。
「銀行之印」と書いてあるのが銀行印になるのですが、
書体が難しく文字が読めないので、どっちがどっちかわかりません。
私もこの文字は読めないのですが、
文字数が6文字か4文字かだけは判別がつくのでそれで見分けております。

また、人によってはこの実印に関して、縁起をかついでこだわる方がまれにいます。
以前あったのですが、実印をある有名な方に作成してもらうために
2か月ほど会社設立を遅らせた方もいます。それだけ頼んでいる人も多いということですね。
実際のその会社の業績は好調ですが、原因が実印にあるのかは不明です。

なお、私が所有している会社では、実印はあまりこだわらず一番安いものでつくりましたが、
それでも会社は健在です。

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