松戸市で会社設立！手順やおすすめの方法を解説

松戸市内で会社設立する際には、どのような方法を取るのがおすすめなのでしょうか。会社設立の手順や注意点、スムーズに起業を完了させる方法なども知っておきたいところです。
この記事では、会社設立する際の手順や注意点、松戸市で会社設立するおすすめの方法などについて解説しています。

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会社設立の手順

会社設立は、一般的に以下のような手順で行います。

会社の基本情報を作成する

まずは、会社設立に必要な基本情報を作成します。会社の基本情報には、以下のようなものがあります。

・会社形態：「株式会社」「合同会社」など、会社の形態を決めます。
商号：会社の名前を決めます。「株式会社〇〇」「○○合同会社」など、社名と会社形態の順番も決めましょう。

・事業：「カフェ経営」、「化粧品販売」など、携わる事業を決めます。多様な事業を行う際は、すべての事業をリストアップします。

・本店所在地：会社のヘッドオフィスや拠点となる住所を決めます。

・会計年度：「4月1日から翌3月末まで」など、営業活動における1年間の期間を決めます。

・資本金：資本金額を決めます。1円からでも登記は可能ですが、事業規模に応じて「400万円」「1,000万円」など、一定額を設定するのが一般的です。

・株主、役員等の構成：中小規模の株式会社を設立する場合、1名以上の取締役を決めます。取締役会を設置している場合や、株式譲渡制限会社でない場合は1名以上の監査役も必要です。株主名簿も必要となるため、株主や株式数なども決めます。

会社の実印を作る

会社の社名が入った実印を作ります。実印には以下の種類があります。

・代表者印：会社名と代表者の役職が入った丸印です。登記に使用する代表者印は、1辺の長さが1cm以上で、3cm以内の正方形の中に収まる大きさであることが決められています。
実印は法務局で登録する際に印鑑届書が必要ですが、オンライン登記の場合届出は任意となっています。

・角印：社名の入った四角い印鑑です。請求書などの書類に押印して使用します。

・銀行印：法人口座の開設時に使用します。代表者印を銀行印にすることもできますが、防犯上の観点から分けておいた方がよいでしょう。

・ゴム判：封書や手書きの納品書などに押印する社判です。社名と代表取締役者名、住所、電話番号などに分けられるタイプが便利です。

登記に必要な定款を作成する

定款の作成は、会社の設立登記をする際に必要となります。株式会社の定款を作成する際には、会社の基本情報以外に「株式の公開・非公開」「取締役の人数」「監査役設置の有無」「取締役会設置の有無」によって記載内容が異なります。例えば、取締役会を設置した場合、1名以上の監査役が必要となります。取締役会を設置しない場合監査役は不要ですが、3名以上の取締役が必要です。

定款では、上記以外にも発行株式数や配当金に関する取り決め、役員報酬に関する規定など、細かな規定を記載する項目があり「必ず記載が必要なもの」「記載必須ではないが、記載がなければ効力がないもの」「記載必須ではなく、ほかの文書に明記することで効力があるもの」などに分けられるため、慎重に検討して作成することが大切です。

公証役場で認証を受ける

定款が作成できたら3部印刷して綴じ、押印したものを公証役場へ提出して認証を受けます。認証手数料が3～5万円、収入印紙代が4万円、定款の枚数×250円の謄本代が必要です。
公証役場で認証を受ける際には事前予約が必要となりますが、オンラインによる電子認証を受ける場合には定款の受け取り時のみの訪問でよく、収入印紙代もかかりません。
電子認証には専用ソフトのダウンロードや電子署名に必要なソフトの購入が必要となるため、会社設立サポートをしている士業事務所などへ依頼するのが一般的です。

役場での認証が終わったら資本金を出資する発起人の個人口座へ資本金を振り込み、法務局で登記手続きをします。
登記の際は、登録免許税を支払う必要があります。登録免許税は株式会社の場合15万円または資本金の0.7％のいずれか高い方を、合同会社の場合は6万円または資本金の0.7％のいずれか高い方の額を支払います。

松戸市で会社設立する際の注意点

松戸市で会社設立する際の注意点には、以下のようなものがあります。

利用できる支援制度や補助制度を見落とさないようにする

松戸市内で創業しようとする起業家向けに、一定の要件を満たした場合に受けられる助成や減免制度などがないかを事前に確認するようにしましょう。
会社設立後に気づいて悔しい思いをしたり、制度を知らずに無用な借金をしたりすることのないよう注意が必要です。
利用できる支援制度は時期によって異なるため、松戸市や松戸商工会議所などのホームページをこまめにチェックするか、松戸市内での起業事情に強い専門家へ相談してみるとよいでしょう。

会社設立してからの計画を明確にしておく

会社設立までの手続きも慣れていないと複雑で手間がかかるものですが、会社設立してからが本当のスタートとなります。
資金がショートすることなく軌道に乗せられるか、魅力あるビジョンで外部からの協力を得られるかなど、会社設立後の経営計画についてサポートが必要な場合もあるでしょう。
会社設立前から設立後も視野に入れて、松戸市で地域密着の支援や相談ができる場所を見つけておくようにしましょう。

松戸市で会社設立をスムーズに進めたいなら専門家へ相談を

松戸市で会社設立をスムーズに進めたい場合は、信頼できる専門家のサポートを受けるのがおすすめです。

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まとめ

会社設立する際には、会社の基本情報や定款に記載が必要な項目などを決める必要があり、初めて起業する人にとっては難しい作業が多いものです。営業活動と並行してさまざまな手続きを自分1人で行わなければならず、書類に不備があれば修正に費用が必要となるだけでなく、設立時期が延びてしまったり、法的に無効となってしまったりするケースも少なくありません。

会社設立や創業時融資、松戸市で使える補助制度情報などは、専門家へ依頼した方が費用も安く、融資獲得成功率も高まります。実績豊富な税理士のサポートなどを受けることを検討してみてはいかがでしょうか。