新NISAが令和5年度改正で始まる!手続きのポイントと移行の注意点

2023年1月から、少額投資非課税制度(NISA)が見直され、新NISAがスタートします。この改正により、現行のジュニアNISAは本年末で終了し、「一般NISA」と「つみたてNISA」は「成長投資枠」と「つみたて投資枠」としてリニューアルされます。

NISAは、18歳以上の居住者なら誰でも口座を開設できる仕組みです。新しい口座を開設するには、非課税口座開設届出書と本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)が必要です。複数の金融機関での重複開設はできません。既存のNISA口座を持っている場合、同一の金融機関で新NISA口座が自動的に設定されますが、積み立て設定は引き継がれます。設定変更が必要な場合は、個別に再設定が必要です。

現行NISAでは、非課税保有期間が終了すると新しい投資枠に移管できましたが、新NISAが開始されると現行NISAからの移管は不可能となります。そのため、現行NISAの今後の取り扱いとして、資産の売却・現金化後に新NISAで商品を購入するか、非課税保有期間満了まで保有して売却するか、または課税口座に資産を払い出すかといった方法が考えられます。ただし、課税口座への払い出しでは時価に変更されるため、納税額が変動する可能性があります。

新NISAを利用する場合、新制度が始まる2023年1月以降だけでなく、本年中でも積み立て設定が可能です。ただし、2023年1月から新NISAを利用したい場合は、金融機関によるインターネットバンキング等での即時入金が必要となります。各金融機関のサービスや手続きに注意し、スムーズに新NISAを活用しましょう。

 

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